オーディオ ブログトップ

MCカートリッジにMCトランス・昇圧トランス [オーディオ]

実験してみました

DENON DL-103 NHKで使われているそうです

DSCF6183.jpg



レコードを聴くときににはカートリッジという
レコード針が付いた物をつかいますよね
これにはMM型とかVM型とかMC型があります
MMやVM型はアンプのフォノ端子につなげば、そのまま再生してくれます
針が痛めば交換針で簡単に対応できますが
MC型は針交換ができないのでメーカーに交換品を要求します(現物交換)
すごく値段が高いです
また、出力が小さいので、昇圧トランスとかMCアンプが必要になります
(最近のアンプにはフォノ端子がありませんので、別途イコライザーという物が必要になります)

いまどき、わざわざ高価なMCカートリッジに付帯機器まで揃えたら
すごい金額になりますが、ハマった人はそれを実行するんですね^^
ひょんなことからMCカートリッジの針折れ品が出てきたので
メーカーに確認したら補修部品扱いで最寄りの量販店からお申込みしてください
と言われましたが、新品価格とほぼ変わらない値段、約30000円前後します(>_<)
友人に聞いたところ1個は持っておいた方が良いと言うので清水の舞台から飛び降りた次第です
ところがMCトランスもアンプもない、昔のステレオアンプには機能を入れたものがありましたが
いま家にあるステレオアンプのメンテナンス品がなかったので、昇圧トランスを作ることにしてみました
そこはそれ・・・好奇心が沸き起こるとどんどんのめりこんでしまいます(>_<)


昇圧トランスは現在ではメーカー製の新品が¥30000~
昔の中古品でも数千円から¥30000くらいはしています

まずは

1.トランスの選定

ネットから見る限りはピンキリです
そこで実験開始


1.一番安く上げる方法

現在でもサンスイトランスとして売られているST-12を使ったもの
伊那市の電子部品屋さんでデッドストック品を見つけたので購入
2個¥1000くらいで購入、ケース費用と合わせて¥2000くらいで完成

DSCF6215.jpg


2.特性を計算してトランスを特注する方法

特注トランス

DSCF6193.jpg

こだわり派には・・・2個で¥12000(税別)です



3.オークションやアプリで中古品を購入する方法

かなり古いものですのでリスクはつきものです、相場価格も高い


結果

ST-12トランス仕様

DSCF6281.jpg


とりあえずMCカートリジッジとリッジを聞いてみたいという人にはST-12で十分でしょう
低価格で作れますから、でも問題はハム音(ブーン)という音
アースをしっかりするかシールドするか・・・?
なかなか大変です


低価格で作れます、それなりに聴けます


特注トランス仕様

DSCF6279.jpg


特注トランスは、私の耳ではそれなりにいい感じですが
中古のメーカートランスを買う方が安い場合もありますので
拘る人向きかも^^
やはりハム音には細心の注意が必要です!

中古トランス

安心して使えますが価格との折り合いですね^^;

DENON AU-305
昔、カートリッジとペアで販売していたものなので
単体販売はありませんでした。

DSCF6280.jpg


はっきりした違いは、聞く人の感性によって違うので
何とも言えません。

特注トランスは、使うカートリッジの仕様に合わせたものなので
ある意味専用機かもしれませんが、他のカートリッジでも問題ありませんでした。

選択はご自身で・・・

こんなバカげたことができるのも働いているからで
リタイヤしたら無理でしょうね
なので、遊べるのも今だけかもしれません。
nice!(6)  コメント(2) 
オーディオ ブログトップ